こんにちは。社長のスーパーサブ、宮本です。

先日、久しぶりに小中学校の同級生と那須の茶臼岳に登ってきました。私にとっては初めての山でしたが、「初心者向けだから大丈夫!」という言葉を信じて、勢いよく参加してみることに。

車で登山口に向かう途中、なんと子熊が道路を横切る場面にも遭遇!ドキドキの幕開けでした。1年ぶりに顔を合わせる仲間たちと「さあ、出発!」と声を合わせ、気持ちはすっかり冒険モードに。

ところが、歩き出してすぐに石畳の急勾配。身体がまだ慣れていないせいか、あっという間に汗だくに。久しぶりの登山の私に不安がよぎります。なんとか中間地点の山小屋に到着したときは、まさにひと安心でした。

休憩を終えて再び歩き始めると、さらにそびえ立つ山頂が目の前に…。しばらく登って同級生に「あとどのくらい?」と尋ねると、「20分くらいかな」との答え。力を振り絞ってまた足を進めます。ところが、そのやり取りを3回繰り返して、ようやくゴール!(笑)
山頂で飲んだコーヒーは格別でした。


小さい頃、親によく使われていた「もうすぐそこ!」詐欺(笑)の例ではないですが…、

人は「もう少し!」と思った瞬間にヤル気が湧き、「まだまだ」と知るとドッと疲れる。あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか。

心理学では、目標が近づいたと感じたときに行動力が増すことを ゴール勾配効果(Goal Gradient Effect) と呼ぶそうです。

スタンプカードがあと2つでいっぱいになるとき、なぜか来店頻度が上がる…あれもその一例ですね。

つまり「あと少し」「まもなく達成」と感じたとき、人は自然とモチベーションが高まり、行動を後押しされるのです。


この考え方は、ビジネスの場やマーケティング、サービスの仕組みにも応用されています。

さらに、事業計画やKPIの設定においても「ゴールを数値化し、見える形にする」ことで、社員のモチベーション維持にもつなげられます。

今回の登山では、仲間の「あと20分!」の声に励まされ、自分に「もう少し!」と何度も言い聞かせながら、ようやく山頂にたどり着くことができました。その瞬間に得られた達成感は、まさにゴール勾配効果そのもの。

大切なのは、「何を」「どのくらいで」達成できるのかを小刻みに示すこと。目に見えない不安を取り除き、「あと少し!」と思えるポイントをつくることで長くて険しい道のりも歩き切ることが出来るのではないでしょうか。

あなたの周りやビジネスの場では、そんな“小さなゴール”がきちんと描いて、「あと少し」を後押しさせていますか?